シュラフ
山登りと言うスポーツは勝ち負けと言う考えが無いスポーツだと思っています.自分をリミットまで追い込め、自分の命は信用してる友達にささげ...
ヒマラヤの様な所で登山すると、自分のリミットがどこまであるかを勉強出来ます.自分のコントロールと力がどこまで自分を支えてくれるとかを...事故は何時起きるか分かりません、で、それは仕方ありません...これが山のですから...
事故は、この登山と言うゲームの1つです.沢山の登山者はこの様に命を亡くしています.山はこの様なリスクがあると言う事ももちろん分かっています.ですが、どんな人でも、あれだけ汗水たらして、必死になって登る山のてっぺんに辿り着いて見渡す世界を一度味わうと、そこから止めるのは難しいですよね~
今の幸せなクライマーたちもそれを見て勉強となり山と戦っています.
例えば、Wanda Rutkiewitczさんが1992年に9ヶ所の8000を登った様に、8年後、オ・ウンソンさんやエダン・パサバンさんは女性初として14ヶ所の8000を登り遂げましたからね.
トールシュラフは80年代に'Nuptse 1300"の名前で発明されました.この時代は、ポーランドチームがものすごい結果を作ったりしました. Krysztof Wielickiさん, Laszek Cichyさん, Jerzy Kukuczkaさん と Artur Hajzerさんたちは'リミット'と言う考えを忘れて、真冬の8000を次から次へと完成し世界中のクライマーを圧倒させました.ちなみに、Wielickiさん/Cichyさんチームが1980年二月に エベレストへの挑戦を達成しました.
Nuptse 1300は1987年に真冬のヒマラヤ登山の為に開発されました.
Makalu 1000のコンセプトから始まり、コンパートメントH Box-Wall を斜めに今度は付け合せ、このテクニックはH Box-Wall システムに比べて、コンパートメントの大きさがより多くなりました。
それとNuptse 1300のコンセプトはLhotse 1100 に見習って、Tubularシステムを投入して、体をそる様なデザインとなり、1424grsのダウンを取り込む様になり、トールシュラフの誕生となりました.
トールは半月状のフードで頭部分を守る様に作られ、首の部分では3D 状のドラフトカラーで守ってくれております
1424gのダウンが入っており、重さは2㌔ぐらいのみです。このシュラフは -50°Cの所を直面しても大丈夫なのです...
この様なハイパフォーマンスなレベルは世界中に一手で数えるぐらいでしょう.
Eike Mrosekさん,スイスドイツの 登山者で 救助者でもあります.エベレストの頂上2003年
Comfort : | -31°F/ -35°C |
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表地 : |
100% ナイロン66のリップストップポリアミド生地 40.7g/m2 DWR treatment Asahi-KASEI |
裏地 : |
100% ポリエステル 40.8g/m2 DWR treatment Asahi-KASEI |
コンパートメント : |
29個のボックス(トップとボトムが分離されている)。ヴァランドレ社の中で、唯一斜めに合わせたボックスを使用。アナトミカル(解剖学的)形状で第一世代チューブラーシステムを採用。 |
ダウンの品質 : |
フランスの南西で取れた私たちの95/05n ”ファッティ” グレーグースダウンを使用。 他では存在しない成熟したダウン品質で、そのフィルパワーは800+ (EU基準)850+(US基準)です。 耐久性に長けており(長持ちする強いダウン)、すばらしい耐湿性も備わっています |
✔ METRIC ✔ IMPERIAL | |||
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S | M | L | |
肩周り | 143cm 56.3in | 153cm 60.2in | 164cm 64.6in |
ヒップ | 131cm 51.6in | 140cm 55.1in | 150cm 59.1in |
足周り | 87cm 34.3in | 93cm 36.6in | 99cm 39.0in |
重さ合計 | 1.99kg 4lb 6oz | 2.14kg 4lb 11oz | 2.28kg 5lb 0oz |
羽毛の重さ | 1.31kg 2lb 14oz | 1.42kg 3lb 2oz | 1.52kg 3lb 5oz |
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